先頭に戻る

甘酒に含まれる善玉菌の効果

整腸作用や美容効果を望むなら、甘酒は沸騰させたらダメなんです!!

甘酒

 

寒い季節に嬉しい飲み物と言えば、甘酒。
熱々の甘酒は、身体の芯から温まる気がしますよね〜

 

でも、甘酒を熱々にしてしまう飲み方は、実は損!

 

甘酒には

  • 整腸作用
  • 免疫力アップ
  • 美肌
  • アンチエイジング
  • 目の下のクマ改善
  • 不眠症の改善

など、様々な嬉しい効果があります。

 

でも、甘酒を熱々にすることにより、このほとんどの効果が失われてしまうのです。

 

効果があるのは米麹で作る甘酒

まず、大前提として、甘酒には

  • 米麹で作る甘酒
  • 酒粕で作る甘酒

の2種類があります。

 

このうち、上記の効果があるのは米麹で作る甘酒と言われています。

 

普段飲んでいる甘酒がどちらかわからない人もいると思いますが、パッケージの成分表示を見れば『米麹』または『酒粕』と書かれているので、確認してみましょう。

 

「パッケージがない場合は?」
見た目で判断するなら、

  • ブツブツ(お米)が入っているのが米麹
  • サラッとしていて固形物がないのが酒粕

です。

粒の残った甘酒

飲み慣れると、味や香りの違いでも米麹と酒粕の差を判断することができますよ。

 

余談ですが・・・

甘酒の起源は、『コメを噛み砕いて唾液と混ぜて発酵させたお酒』らしいです。
映画『君の名は。』に出て来た『巫女噛み酒』に似ていますね。

 

発酵に必要なのは、菌と糖。
身近なものを組み合わせた昔の知恵の賜物です。

 

効果の秘密は善玉菌と酵素

甘酒に使われる麹は菌です。
麹菌と呼ばれる善玉菌なのです。

 

麹菌は『糖化菌』とも呼ばれ、熱や酸・アルカリ等に強いのが特徴です。
甘酒は、50〜60℃で麹菌を発酵させて作ることからわかるように、麹菌は他の菌に比べて高温に耐えられます。(例えば、乳酸菌は50℃を超えると弱まる傾向にあります。)
ですが、沸騰させてしまうと殺菌されてしまいます。
また、発酵中に作られた酵素も、沸騰させると失活してしまいます。

 

甘酒の効果は、善玉菌である麹菌や、発酵中に作られた酵素などの栄養成分によるものです。
だから、甘酒を熱々に加熱して麹菌や酵素を殺してしまうことは、甘酒の効果を弱めることにつながるのです。

 

効果を高めるなら『生』がおすすめ

市販の甘酒は、発酵を止めるために加熱処理して麹菌を殺菌しています。
甘酒の善玉菌効果を高めたいのなら、ぜひ、未加熱の『生の甘酒』を選びましょう。

 

生の甘酒は、スーパー等でも販売していますが、麹菌が生きていると発酵が進んでしまうため、賞味期限が短く、値段も高めです。

 

甘酒の効果を体感するには1週間程度飲み続けることが必要なので、これではコストパフォーマンスが良くありませんね。
そこで、手作り甘酒をおすすめします!

 

【用意する食材】

  • 米麹 300g
  • 米 1合
  • 水 400mL

【必要な器具】

  • 鍋(保温性の高いものが良い)
  • 温度計

【作り方】

  1. 研いだ米に水を入れ、中火で40分煮ておかゆを炊く。
  2. おかゆを60℃に冷まし、米麹を入れる。
  3. 50〜60℃で5〜10時間保温する。

好みの甘さになったら完成!
お好みで薄めたり、塩を入れたりして飲みます。

 

私はルクルーゼでおかゆを炊き、毛布で包んで保温しています。
1〜2時間おきに温度を測り、下がりすぎていたら弱火で加熱します。
温度管理が面倒な方は、ヨーグルトメーカーを使うとラクにできますよ。

 

発酵が進みすぎると酸味が出て来てしまうので、注意しましょう。

 

作った甘酒は、冷蔵庫で2〜3日保存できます。
飲みきれない場合は、冷凍保存すると麹菌も酵素も死滅させずに済みます。

冷凍した甘酒

私は原液(薄めない状態)をジッパー付のビニール袋に平たく入れて冷凍しています。
粘度が高いため、カチコチにならないし、スプーンで割れば1杯分ずつ解凍できるので便利ですよ。

 

飲むときの温度は60℃以下

米麹は60℃で発酵しますから、60℃では殺菌されません。
なので、甘酒を温めて飲みたい場合は60℃以下で飲むようにしましょう。
60℃以下なら、冷えていても常温でも構いません。

 

では、
「60℃ってどのくらい?」

 

普段飲んでいる物の温度は

  • 味噌汁 約75℃
  • 紅茶 60〜70℃
  • 玉露 40〜50℃

です。

 

温度が75℃以上だと、熱々で、器を持つのも大変ですね。
60℃以上あると、「温かいな〜」と感じます。
60℃以下になると、人によってはぬるく感じます。

 

米?で作った甘酒は、とろみが強いので、多少ぬるくても気になりません。(例えば、あんかけ料理のように、とろみがあると、実際の温度より熱く感じる傾向があります。)
身体を温めるのには十分な温度でしょう。


このページの先頭へ戻る