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ヨーグルトを寝る前に食べると太る?痩せる?

夜ヨーグルト

管理栄養士のマイです。
「寝る前にヨーグルトを食べたら、太ちゃった(ノД`)・゜・。」
こんな相談を受けたことがあります。
当たりまえ!!!
夜は代謝が落ち、寝ている間のカロリー消費は非常に少ないです。
ヘルシーなヨーグルトと言えど、寝る前に食べたら体内で余ったカロリーで脂肪が合成されてしまいます。

 

でも、一方で夜ヨーグルトを食べて痩せるダイエットが流行っているのも事実。
実は、食べ方に注意点があったのです。

 

夜ヨーグルトダイエットの方法とは

ヨーグルト200gを夜食べる。
ヨーグルトは味つけがされていないプレーンタイプや低脂肪タイプなどを用いること。

 

注意1、食べるタイミング

寝る直前はNG

寝る3時間前までに食べ終わりましょう。
それ以上寝るまでの時間が短くなると、ヨーグルトが消化される前に眠ることになり、翌朝の胃もたれや不快感につながります。
また、先ほど説明したように、ヨーグルトのカロリーが体内で余ってしまい、脂肪として蓄えられてしまいます。
これこそ、ダイエット失敗の原因。

 

「寝る前に食べた方が胃酸の働きが弱まって乳酸菌が生きたまま腸に届く」と言う説もありますが、それなら最初から「生きて腸に届く乳酸菌」を選ぶべきです。
胃酸が弱まっていると言うことは、消化機能が弱いと言うこと。
そんな状態で食べると言うことは、身体にムリをさせていることになり、負担が大きくなることをお忘れなく!

 

注意2、味付けをしないこと

高カロリーになる

味付けのされていないプレーンヨーグルトを必ず選んで下さい。
脂肪ゼロタイプ(脂肪が入っていないため、カロリーが低い)でもかまいません。

 

白いヨーグルト=プレーンヨーグルトではありません。
一般的にプレーンヨーグルトとは、砂糖などの甘味料が入っていないヨーグルトのことを示します。
ヨーグルトに砂糖や果物を入れるとカロリーが高くなります。
ただでさえ、200g(明治ブルガリアヨーグルトプレーンの場合は124kcal)もヨーグルトを食べるのですから、余計なカロリーは控えたいところ。

 

もし、どうしても味つけをしていないヨーグルトが苦手なら、少量のハチミツを入れることをおすすめします。
ハチミツは砂糖に比べてカロリーが低く、便秘改善効果のあるオリゴ糖も含まれています。
とは言っても、ハチミツ大さじ1杯で62kcalもあるので、ダイエット中なら入れない方が良いでしょう。

 

注意3、ホットヨーグルトはすぐに飲みきる

乳酸菌は高温に弱い

ヨーグルトの乳酸菌は熱に弱く、60℃程度でも死んでしまいます。
「ヨーグルトは冷たいからお腹を冷やす」と言う理由でホットヨーグルトを飲むのなら、注意して下さいね。

 

乳酸菌が活発に増殖するのは38〜45℃。
実際に作って温度を測るとわかりますが、すぐに冷めてしまいます。
乳酸菌に丁度良い温度帯を長時間キープするためには、湯煎やヨーグルトメーカーのような温度を均一に保つための道具が必要になります。
そして、38〜45℃で乳酸菌は発酵するため、どんどん酸っぱくなってしまいます。
ホットヨーグルトは作ったらすぐに飲まないと、温める意味もありませんし、味も悪くなってしまいますよ。

 

夜ヨーグルトダイエットはなぜ痩せる?

以下の4つの特徴のため、ダイエットになります。

  • 乳酸菌による整腸作用
  • その後の食欲を抑えて間食しない
  • 消化が良く、体内で脂肪になりにくい
  • トリプトファンが多く含まれる

整腸作用については言うまでもありませんね。
便秘を改善し、効率よく栄養を吸収し、余分な毒素は速やかに排出できるようになります。

 

ヨーグルトには良質なタンパク質が含まれているため、腹持ちが良いです。
寝る前の「お腹空いた〜」を回避し、余計なものを食べずに済みます。
※「ヨーグルトダイエットしてるから」と食べ過ぎたら太りますよ!

 

また、ヨーグルトのタンパク質は乳酸菌により消化しやすい形に変性しています。
そのため、夜寝る前と言う短時間でもスムーズに消化することができます。

 

そして、ヨーグルトのタンパク質を構成するアミノ酸にはトリプトファンが多く、トリプトファンはセロトニンと言うリラックスホルモンの材料になります。
このため、眠りの質が良くなり、成長ホルモン(細胞を新しく作り替えたり、代謝を上げる作用がある)が寝ている間に分泌されやすくなると言われています。

 

「寝る前にヨーグルトを食べたら自動的に何キロも痩せる」なんてことはありませんが、ダイエットしやすい状況を整えることはできますよ。


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